2015/08/21
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2015/08/19
雑草 No26 ハキダメギク
一センチ以下の小さな花を付ける雑草 その15
ハキダメギク(キク科ゴゴメギク属)
現在は使われなくなったがハキダメ(掃き溜め)とはゴミ捨て場のこと。
日本植物学の父、牧野富太郎博士が大正時代に日本で初めて世田谷区のゴミ捨て場で発見したのでこの名がついたそうだ。
世田谷区の花はサギソウだか世田谷区の雑草を定めるならこのハキダメギクを推薦したい。
花径5mm、3裂した5枚の白い舌状花と多数の黄色い筒状花からなる。
左の筒状花のほとんどは蕾で一部開いている。
舌状花は5枚だが中には歯抜けになって4~3枚のもある。
花が終わると種子をつけた冠毛が出てくる。
タンポポの綿毛と同じで風によって飛ばされる。
冠毛の下に細長い種子がなんとか見えている。
このハキダメギクは5月末から庭に咲いていたが、現在は街路樹の下でエノコログサやツユクサとともに盛りを
迎えている。
2015/08/09
雑草 No25 イヌタデ
一センチ以下の小さな花をつける雑草 その14
イヌタデ(タデ科イヌタデ属)
別名アカマンマ、昔の子供のおままごとで赤い花を赤飯にみたてて遊んだのが由来、こちらの方がピンと来る方もおられよう。
ミズヒキと同じく花に見えるのは萼片で、咲いているのかどうか分かりにくい小さな花。
たいていこのような状態でつぼんでいる。
これが開いた状態だがこれで満開のようだ。
花径約2mm、何時開くのか開いた状態はなかなかお目にかからない。
背丈30~40センチで枝分かれした茎の先に穂状の花序をつける。
萼片は散らずに残って中に種子をつくる。
黒く見えているのが萼片から飛び出した種子だが、変わっているのは穂状の花は下から順次咲いて実をつけていくが、この花は全くランダムに咲いて蕾、花、種子が混在している。
イヌタデの花にはハリカメムシが集まってくる。
種子の中身を溶かして吸い取るのだそうです。
こちらは交尾中でした。お邪魔しました^^;
2015/08/07
8月06、07日の月
2015/08/04
8月03日の土星、月
2015/08/03
7月30日 月面散歩
30日は拡大撮影もしていました。
蒸し暑い中、一枚写真で終わらせるつもりでしたがバイイクレーター全体がきれいに見えていたからです。
バイイは直径303キロの大きなクレーターですが月の縁にあって秤動で見え方が大きく変わってしまいます。
この日は条件が非常に良く、これだけはと思って撮った次第です。
しかし一度セットしてしまうと他も撮りたくなって、ちょっとずらした南極付近もいい感じでした。
ラザフォードはクラビウスの中にあるクレータです。
もう一箇所撮りたいところがありました。
オリエンタルベインズを囲む外側のリング、コルディレラ山脈がよく見えていました。
アイヒシュタットはコルディレラ山脈の端にあるクレーターで左右に山並みが連なっています。
その後ろの山並みが2番目のリングに当たるルック山脈のようです。
ビルギウスAは月の南西で一際目立つ光条の犯人です。
クリューガーとの間から右下に伸びる谷がシリサリス谷で426キロの月面で最も長い谷です。
2015/08/02
7月31日満月と前後の月
午後に夕立に伴う雲に蔽われてもほとんど雨は降らず夜には安定した空になってきました。
ただシーイングは期待するほど良くありません。
夜は気温の低下とともに湿度が80%近くになって非常に魅し暑く透明度も下がって赤いお月様になっています。
満月の前日30日の月 月齢14.4
秤動で南西部がひらけてバイイクレーターがよく見えていました。
7月31日満月 月齢15.4 6cmで撮影。
巷ではブルームーンと騒いでいますが天文現象でも無く、たまたまひと月に満月が二回あっただけでいつもの
満月と変わりがあるわけでもありません。
冬には天頂付近まで上がった月が青白く見えることがありますが、夏の満月は高度が低く透明度が悪いので赤っぽい月になってしまいます。
ブルームーンを簡単に撮りたい人のために。
カメラのホワイトバランスを白熱灯(電球)に設定してシャッターを切るとブルームーンが撮れます。
輝度調整はしてありますが色はいじっていません。
8月01日の月 月齢16.4
湿度88%で暗い月でした。