2015/05/31
雑草 No11 アカバナユウゲショウ、ニワゼキショウ
誇り高き雑草の仲間にするにはいささか不似合いな植物。
それもその筈でこの二種は明治年間に観賞用、園芸用として海外から導入された帰化植物。
その後逸出して雑草化した植物であるが、最近都心で生えている雑草にはこのようなものが多く道路の端や空き地で見られる。
アカバナユウゲショウ(アカバナ科マツヨイグサ属)
夕方に花が咲かすのが名の由来だが昼間でも結構咲いている。
黄色い花はオッタチカタバミ。
花径1~1.5センチ、4裂した頭柱と8本の雄蕊がある。
ニワゼキショウ(アヤメ科ニワゼキショウ属)
花径1~1.5センチの可愛らしい花。6枚の花弁だか内花被片3枚と外花被片3枚に分かれる。
一日花だが次々と花をつける。
アヤメ科で見られる線形で平らな葉。背丈は20cm位。