雑草 No11 アカバナユウゲショウ、ニワゼキショウ

誇り高き雑草の仲間にするにはいささか不似合いな植物。
それもその筈でこの二種は明治年間に観賞用、園芸用として海外から導入された帰化植物。
その後逸出して雑草化した植物であるが、最近都心で生えている雑草にはこのようなものが多く道路の端や空き地で見られる。

アカバナユウゲショウ(アカバナ科マツヨイグサ属)
夕方に花が咲かすのが名の由来だが昼間でも結構咲いている。
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黄色い花はオッタチカタバミ。
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花径1~1.5センチ、4裂した頭柱と8本の雄蕊がある。
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ニワゼキショウ(アヤメ科ニワゼキショウ属)
花径1~1.5センチの可愛らしい花。6枚の花弁だか内花被片3枚と外花被片3枚に分かれる。
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一日花だが次々と花をつける。
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アヤメ科で見られる線形で平らな葉。背丈は20cm位。
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雑草 No10 コバンソウ

雑草の中でもイネ科は花らしい花が付くわけでもなく、見栄えがしないのでつい敬遠してしまう。
結局イネ科を撮るとすると穂の形が面白いコバンソウなどに限られてしまいます。

コバンソウ(イネ科コバンソウ属)
小穂がまだ小さく花が咲き始めた頃で白く出ているのは雄蕊。
花柄は糸のように細くよく持っているなと感心する。
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10日後また訪れてみると花は終わり小穂も大きくなっていた。
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上の画像は雲におおわれ薄日になった時で緑色しているが、日が照り出すと忽然と金色にか輝いた。
穂が熟し乾燥すると黄金色になりその形からコバンソウと名づけられたが、緑色のときも光の当たり方で金色に
光って見えるのは新たな発見だった。イメージ 4

その原因は小穂についた細かい毛に依るのではないかと思われる。
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雑草 No9 ヘビイチゴ カジイチゴ

草木の果実が実るまで待っていると掲載が遅くなってしまいます。
今回の2件も花はとっくに終わって果実もそろそろ終わりです。

ヘビイチゴ(バラ科ヘビイチゴ属)
地上を這って茎が伸び、葉腋から出た柄の先に一つだけ花をつけます。
花径1.2~1.5センチでの5弁花。
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初夏に1センチ程の赤い実をつけますが、花よりも果実に気が付く方が多いのでは。
子供の頃、毒イチゴと呼んでいましたが毒はありません。
ただ食べても何の味も無く食用にはならないので、蛇ぐらいしか食べないであろうとこの名前だ付きました。
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カジイチゴ(バラ科キイチゴ属)
これは草ではなくて落葉低木ですが、イチゴと名が付くので一緒にしました。
春先、国分寺崖線の坂道でやや大きな白い花を初めて見つけ、何だろうぐらいに思っていました。
その後も崖線の別な所で見つけて果実などを見るとカジイチゴのよう。
2mぐらいの高さの木で枝を長く伸ばして垂れていました。
花径3cmで花の少ない時期は結構目立ちます。
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果実は1.2センチぐらいで熟すと黄色になり、ヘビイチゴと違ってこちらは食用になります。
何個か食べてみましたが種のツブツブ感はあるも自然な甘味で美味しいです。
左は若い果実、まもなく完熟が右。
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完熟した果実、小鳥の格好の餌になるようです。
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5月26日の月、土星

夏日続出の東京でしたが本日ついに二日連続の真夏日を記録しました。
おかげで昨晩は雲ひとつ無い晴天になり、ゆっくりと天体撮影ができると意気込んだのですが、透明度、シーイングとも今一でした。
26日の月 上弦をちょっと過ぎた月齢8.2
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衝を23日に迎えた土星ですが、雲が多くシーイングも望めないと乗り気にならない日が続いていました。
MAK180を出す面倒もあったのですが昨晩は晴天に誘われたかたちで何とか撮る事が出来ました。
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カルガモのお化粧

気温が上がってきて汗を掻く季節になってきましたが、まだ湿度は低いので出歩くのも苦になりません。
てな事で仙川付近を散策散歩したとき出合ったカルガモの番いですが、一羽が葉繕いに一生懸命でした。
ちょうど川の端っこにいてカルガモの真上から撮る珍しい構図になりましたが、それ以上に首を捻らしてのグルーミングには笑ってしまいました。
完全にあごを上向きにして
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そのままゴリゴリしながら後ろにずらして
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今後は反対側に首を捻って
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そしてゴリゴリ
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こんな事を何回も繰り返し、いつまで経っても終わらないのでこちらのほうが先に引き上げてしまいました
もう一羽は凛々しく立っていましたがどちらが♂か♀か、鳥の世界では♂の方がお化粧に専念するのかもしれません。
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雑草 No8 オニタビラコ、アメリカフウロ


1センチ以下の小さな花をつける雑草 その6。

オニタビラコ(キク科オニタビラコ属)
タンポポを小さくしたような花がたくさん付き、背丈もあり何処でも見られて草自体は結構目につきます。
しかし花径が8mmと小さく綿毛も12mmぐらいだから個々の花についてはシカと見た人は少ないだろう。
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花が小さい分だけ舌状花の数も少ない。
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綿毛は隙間だらけの感じがしないでもないが、それなりの美しさはある。
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ただ全体としては綿毛も小さく、花の終わった総苞とごっちゃになって汚らしい。
ノゲシ同様人気の無い所だろう。
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アメリカフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)
最近になってあちこちで見られるようになってきた花のひとつ。
花径10mm、雌蕊の柱頭は5裂している、雄蕊は10個。萼片の先が尖っている。
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茎は2本に分枝、それぞれの茎先に花をつけ組になって咲く。
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茎は根元から横に広がり分枝するあたりから立ってくる。
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茎や総萼には密な毛が生えているが種にも毛が生えている。
黒は熟した種、緑は若い種が5個づつ付く、後ろには種がはじき出た後の総苞がある。
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雑草 No7 トキワハゼ、ツタバウンラン

1センチ以下の小さな花を付ける雑草 その5

トキワハゼ(ゴマノハグサ科サギゴケ属)
温暖化のためか都市化がいっそう進んだためか、数ある雑草も昔とは種類が変わってきました。
その中で昔から変わらず庭に生えてくるのがこのトキワハゼ。
長さ10mm、幅7mm、紫色と黄色の小さな唇形花が何とも可愛らしい。
都会の雑草のほとんどが帰化植物である中でトキワハゼは日本古来の植物である。
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黄色い花はカタバミで花径10mm。
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植木鉢に生えているのはすぐに立ち上がっているが(一枚面)、何故か平地では根元から茎が横に這っているのが多い。
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丸く扁平な果実をつける。
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ツタバウンラン(ゴマノハグサ科ツタバウンラン属)
トキワハゼによく似た花で道路を歩いている時に道端で見つけた。
始めはトキワハゼと思って通過したが、念のためと見直すと葉が違う。
撮ってみると花も違うし調べたらツタバウンランのようだ。
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細い茎が地面を這って伸び、葉腋から出た花柄の先に唇形花をつける。
あとで知ったのだが花の後ろに距が付いている。
見難いが花の下に白く出ているのが距。
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上唇が2裂してウサギの耳のように見えてくる。
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5月22日の月、横に並んだ金星

午後雲が多くなって撮れるかなーと思っていましたが、夕方から快晴になり綺麗な夕焼けも見えていました。
久しぶりのお月様です。
月齢4.2 危機の海がきれいに見えていました。
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月の真横に並んだ金星が競い合って輝いて賑やかな西空でした。
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また金星は双子座の一等星ポルックス、カストルの真下にあって金星から角が出ているようなイメージでした。
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花撮りで出会った蝶 その1

雑草を撮っている時に現れた蝶ですが、それぞれ好みの花があるようです。

この時期としては珍しい(私としては)アオスジアゲハ、ハルジオンで吸蜜。
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始めよく見かけるヤマトシジミと思ったが撮ってみるものですね。
尾状突起がありツバメシジミと判明、撮ったのは初めてでした。
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あとはお馴染みの蝶。
アゲハはムラサキハナナがお好みのよう。
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キチョウ、芽生えたばかりの萩の葉に産卵。
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ヤマトシジミ、幼虫の食草カタバミに来ていたが産卵ではなく吸蜜のようだ。
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雑草 No6 オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ

1センチ以下の小さな花を付ける雑草 その4

オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)
春早くから野辺にコバルトブルーの小さな花を咲かせるおなじみの植物です。
花径8~10mm、雌蕊1、雄蕊2のシンプルな構造。
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茎は横に広がってから先端部が立ち上がり、花も葉腋から花柄を出して咲くので目立ちます。
沢山の花が咲いていると緑の絨毯にブルーの宝石をちりばめたような見事な情景になります。
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オオイヌノフグリ、奇妙な名前ですが漢字で書くと”大犬の陰嚢”
果実の形を犬の陰嚢に見立てて付けられた名前。
若い果実、なるほどと納得。
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タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)
オオイヌノフグリより小さく花径3~4mm。茎が横に寝ず立っている。
今回初めて見つけた種の一つだが、始めは前回載せたムシクサと思っていた。
しかし花の色が青く葉の形が若干違うので調べてみるとタチイヌノフグリらしいと断定。
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小さい花の上、花柄が無く葉に隠れて目立たない。
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オオイヌノフグリと同じような果実をつける。
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プロフィール

marchan1908

Author:marchan1908
月や惑星などの天体写真で始めたブログでしたが、近年草木の記事が多くなり実情に合わなくなったので”世田谷西部の自然”とタイトルを変えました。
自宅のある世田谷西部には国分寺崖線が走り、野川仙川が流れ、畑もあり昔ながらの自然環境が残されています。
しかしこの環境も開発の下に年々壊されています。
子供のころの懐かしい思い出とともに残された世田谷西部の自然を撮り続けたいところです。

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