スミレの閉鎖花

閉鎖花とは花を開かず、蕾のまま中で自家受粉をして種子を作るだけの花のことです。
あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、スミレの閉鎖花は春に開花してから2ヶ月過ぎたころから出てきます。
スミレは開放花(普通の花)でも種子を作りますが、ほとんど見たことがありません。
 
アケボノスミレの閉鎖花です。どのスミレでも下を向いた形で出てきます。
イメージ 1
 
花が開くころ(花が開くといっても種子が出てくるのですが)になると蕾が上を向いてきてきます。
できるだけ遠くに種子を飛ばそうと上向きになるのでしょう。
イメージ 2
 
この状態になると翌日には3つに割けて種子が表れてきます。
イメージ 3
 
上記の一時間半後、完全に開きました。
イメージ 4
 
さらに3時間後、種子は完全にどこかに飛んでなくなっていました。
イメージ 5
 
 
同じような画像ですがタチツボスミレの閉鎖花です。
茎の先端に閉鎖花をつけます。ハート型の葉に張り付いているような感じで出てきます。
イメージ 6
 
この蕾も上向きになってくると
イメージ 7
 
開いて種子が見えてきます。
イメージ 8
 
タチツボスミレは蕾が小さく中の種子の数も少ないようです。
イメージ 9
 
他のスミレの閉鎖花も撮りましたが同じようなので止めました。
スミレの閉鎖花はわずかの時間で開いてすぐ種子が飛び出してしまうので、気が付いた時にはすでに遅しの事がしばしばでした。
スポンサーサイト



6月27日の土星、月

梅雨の立役者オホーツク高気圧の張り出しで梅雨前線が南下し、雲が多いながら晴れ間が広がりました。
暗くなって一時掛っていた雲が取れて土星が良く見えていました。
透明度は良かったのですがシーイングは相変わらず良くありません。
数カット撮った所でまた雲の襲来、その後も雲の合間に撮影を試みましたがずーと薄雲が掛りっぱなしでした。
イメージ 1
 
夜半近くなって月はどうかなと東を見ると僅かな晴れ間に出ていました。
月の出も遅くなってしばらく撮れないであろうと急いでセットしているうちに雲が接近、とりあえずシャッターを切りましたがすぐに雲の中へ。
ピントも儘ならず薄雲越しで記録のみの写真になりました。
イメージ 2
 

6月22日の月 月面散歩

ちょっと遅くなりました。
朧月のこの日、23時ごろになってやっと満月前日の月を撮影できる空になりました。
月齢13.9
イメージ 1
 
良い条件ではないのですが、今まで良く見えなかった南西面の欠け際(上の画像の右上)のクレーターが見えていました。
シーイングは悪く強拡大は無理なので中拡大撮影しました。
クレーター名は目標となるクレータと欠け際の普段あまり見られない所のみ書きました。字が小さいので拡大して見てください。
グリマルディ付近。
イメージ 2
 
上の画像の左側です。かなりダブっていますが。
コルディレラ山脈は東の海を囲う3重リングの一番外側の山並です。矢印で示しました。
東の海は月の裏側にありますが秤動の条件が良い時に見られます。
イメージ 3
 
さらに左側、左下にシッカルトが見えています。
イメージ 4
 
上記3枚をモザイク合成してみました。
イメージ 5
 
大きなクレーター、バイイの全景が良く見えていました。
イメージ 6

ホタルブクロ ミツバの花

庭で咲く花の中で毎年楽しみにしているのがホタルブクロ (蛍袋、キキョウ科)。
なんとなく情緒があります。
いつもは淡いピンク色なのですが今年はなぜか白色になりました。
イメージ 1
 
本当にホタルを中に入れて暗いところで見てみたくなります。
イメージ 2
 
ハチさんが花の中に出たり入ったり。
イメージ 8
 
ハチさんになったつもりで中を見てみると白い雌蕊と周りに曲がった雄蕊がありました。
咲き始めの頃ですが雄蕊はもう枯れているのだそうです。
詳しい事は他に譲りますが、雌蕊の周りに白く付いているのが雄蘂から受け付いだ花粉でこの時点ではまだ受粉していません。
花の基部に蜜があるので小さな虫が多数見られます。
外側からもわかりますが花に黒い斑点と細かい毛が付いているのが良くわかります。
イメージ 3
 
開花してしばらく経った花、雌蕊の花柱の先が三つに開いています。
他の花の雌蕊に付いた花粉をハチなどの虫が体につけて運び、開いた雌蕊につけることによって受粉するのだそうです。
イメージ 9
 
ミツバの花 (三葉、セリ科)
野菜のミツバの花です。
春に芽を出したミツバも茎が伸びてきて先に白い小さな花をたくさんつけます。
イメージ 4
 
大きさは3mm程度、小さすぎて白く飛んであまり良く撮れていません。
イメージ 5
 
おまけのビヨウヤナギ。
イメージ 6
 
逆光で撮ると花弁に映った多数の雄蕊の影が良い雰囲気を出しています。
イメージ 7
 

6月16日の月

16日は雨模様でしたが午後は晴れ間が出てきました。
夕方には半月前の月が薄雲を通して見えていたので久しぶりにお月様を撮る事にしました。
望遠鏡をセットすると明らかな雲が現れしばし待ってからの撮影です。
しかしいつまで経っても薄雲が取れませんでした。
月齢7.7
イメージ 1
 
この日の月は半月前日なのにプトレマイオスなどの中央クレーター列が良く見えていて、秤動で南東(左上)に片寄った月面になっています。
同じ欠け具合で秤動によって反対側に片寄った月がないか調べたた所、昨年11月20日にありました。
比較すると面白いので並べてみました。欠け際のクレーターや海の位置が違うので同じ月とは思えないぐらいです。右が昨年の月で北西(右下)に片寄り南の海が良く見えています。
ちなみに同じ欠け具合でも月齢が違います。この日は7.7、昨年のは6.4.、中秋の名月が満月と一致しない事と同じです。
この違いも秤動と同じように月軌道が楕円のため起こる現象です。
イメージ 2

ガマガエル (アズマヒキガエル)

台風の残骸でお天気の悪い日が続いています。
梅雨で出てきたのかわかりませんが、数日前の晴れた日に庭にガマガエルが現れました。
正式名はアズマヒキガエル、以下ガマ君と書きますが、都市化したこの地でも毎年一度は現れてくれます。
 
何処でこうなったのかわかりませんが植木鉢の中にいました。
ガマ君の大きさは中くらい、4号鉢ですから大きさがわかると思います。
イメージ 1
 
しばらくするとピョンと鉢の上に飛び上がり、
イメージ 2
 
地面に降りて鋭い目で何かを見つめ、
イメージ 3
 
長い舌を伸ばして葉に着いていた虫を食べて、
イメージ 4
 
やがてノソノソと何処かに行きました。
イメージ 5
 
ガマ君の顔のアップ。
いつ見ても目が可愛らしい。
イメージ 6
ガマ君が現れるたびに不思議に思うことがある。
このガマ君にもオタマジャクシの時代があったはず。
家の近くにオタマジャクシが育つような池や川は無い。最寄の川や池はガマ君が移動してくるには距離がありすぎる。
ガマ君、お前のお里は何処?

初夏の小さな果実

春咲いた草木の実が赤く熟しました。
ユスラウメの実。
1センチに満たない丸い小さな実だが梅や桃のような縦割れがある。
サクランボのような味で美味しい。つまみ食いをして種をプイッと庭に飛ばすのも楽しみだ。
種から芽が出てこないかと期待しての事だが毎年出たためしがない。
イメージ 1
 
熟していない実は白いがすぐに赤くなる。しかし熟しすぎると味がボケて美味しさがなくなる。
花は以前載せたので省略。
イメージ 2
 
グミの実
観賞用のグミのようで美味しそうだが、ユスラウメより小さな実で食べると渋くてとてもいただけない。
もともと盆栽作りで手入れなどしなかったので実が付かなかったが、植え替えてからは付くようになった。
イメージ 3
 
イメージ 4
 
グミの花
5mmくらいの小さな花で、言われなければ気が付かない地味な花だ。
イメージ 5
 
ヘビイチゴの実
この時期になるとあちこちで見られた実だが、雑草として取り払われて最近あまり見なくなった。
我が庭でもまだ微かに生き残っていた。
食べられなくはないがうまくないし、名前からして敬遠してしまう。しかしなんとなく可愛らしい。
イメージ 6
 
ヘビイチゴの花。 
1センチぐらいの花で這いずり回る茎より一輪づつポコポコ咲く。
イメージ 7

シモツケ、ニワナナカマド

シモツケ(下野、バラ科シモツケ属) 落葉低木でユキヤナギ、コデマリも同じシモツケ属です。
5mmぐらいの小さな花が半月状に集まった散房花序の花が咲きます。
似た花にシモツケソウがありますが、此方は草花で葉が違います。
イメージ 1
 
咲き始めは花が良くわかりますが、
イメージ 5
 
満開になると多数の雄蕊が目立ってきて、拡大すると物凄い様相になります。
一つの花の雄蕊が25本あるので何本あるのやら。
イメージ 3
 
イメージ 4
 
 
ニワナナカマド(庭七竈 バラ科ホザキナナカマド属) 
落葉低木でシモツケと同じようにたくさんの小さい花が集まって花穂をつけます。
イメージ 8
 
この花も咲き始めの頃がすっきりしていて個々の花がわかりやいのですが、
イメージ 6
 
満開になると多数の花弁と雄蕊がごちゃごちゃになってきます。
イメージ 7
 
シモツケもニワナナカマドも同じバラ科のためか色は違いますが良く似た花です。
どちらも拡大して見るより遠くから眺めるのが良いようです。特にニワナナカマドは遠くから見た白い花穂が印象的です。
イメージ 2
 

カタバミ

庭には3種のカタバミがある。
いわゆる雑草の類で処ら中に生えまくっている。
昔から日本にあるカタバミ。(カタバミ科、カタバミ属)
5mmぐらいの小さな花をつける。
イメージ 1
 
葉には毛が生えていて水をはじき雨が降ると、
イメージ 11
 
見事な水球ができる。
イメージ 12
 
カタバミの実、熟すと裂けて中の種子を飛ばす。
イメージ 13
 
我家ではカタバミだけは雑草でも引き抜かない。ヤマトシジミの幼虫の食草になるからだ。
この春近くの公園で見つけたヤマトシジミ。
イメージ 4
 
オッタチカタバミ
北アメリカ産の帰化植物。しっかりとした茎が伸びたくさんの花を咲かす。
イメージ 2
 
花はカタバミと同じ大きさ。
イメージ 3
 
吸蜜に来たキチョウ。
イメージ 5
 
オッタチカタバミの実。柄が斜めに下がって実を付けるのが面白い。
イメージ 6
 
ムラサキカタバミ。
南アメリカ産の帰化植物。最近やたらと殖えてきた。
実は付けず鱗片で繁殖するので駆除するのが大変。下手に土をひっくり返すと鱗片が土の中に紛れてあちこちに芽を出す。
イメージ 7
 
イメージ 8
 
花も葉もカタバミよりかなり大きい。比較に一緒に咲いている所を。
イメージ 9
 
このムラサキカタバミはオキザリスと呼ばれる事があるが、カタバミの学名(科、属)がOxalisのためだ。
現在のオキザリスとして売られているのは品種改良された園芸種を差す事が多い。
カタバミの花は日がかげると花を閉じる就眠運動をする。葉も閉じるが花が終わったわけではない。
翌日、太陽が高くなるとまた開いてくる。
おやすみなさい。
イメージ 10
 
 
 
 
 
 

6月03日の三惑星、土星

昼間晴れていても夕方になると雲が出るパターンが続いていて3惑星はお預けになっていましたが、やっとまともに晴れてくれました。
しかし西の低空に層状の薄雲があり、低くなった木星はまったく見えず厳しいながらも写真では何とか撮れました。
木星は見にくいので拡大して見て下さい。
イメージ 1
 
さて今晩あたりは少しはシーイングが良くなっているであろうと皮算用をして土星を見ますが、相変わらずのブワブワの状態。
またいつ晴れるかわからないからと撮影していると少し良くなってきました。
シーイングは小刻みに変化していましたが良かった頃の画像です。
イメージ 2
 

プロフィール

marchan1908

Author:marchan1908
月や惑星などの天体写真で始めたブログでしたが、近年草木の記事が多くなり実情に合わなくなったので”世田谷西部の自然”とタイトルを変えました。
自宅のある世田谷西部には国分寺崖線が走り、野川仙川が流れ、畑もあり昔ながらの自然環境が残されています。
しかしこの環境も開発の下に年々壊されています。
子供のころの懐かしい思い出とともに残された世田谷西部の自然を撮り続けたいところです。

訪問者

カレンダー

05 | 2013/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR